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2012年4月19日

道化師の蚊

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円山まどかです。


作家はどこから着想を得るのか。
円城塔の『道化師の蝶』はそんなお話でした。こないだ芥川賞とったやつ(の怖くないほう)。そんなわけで円山は今後いわゆる「神が降りてくる」ことを「蝶を捕まえる」と呼ぼうと決めたわけだけど、こんなときにかぎって見事になにも思いつかない。手もとのメモには「麺」とだけ書かれているので、たぶん麺が食べたいんだと思う。食えよ。


にしても。たしかに気になるところではある。このブログ読んでるの身内ばっかりなんで半分私信だけど、どうやってお話考えてんスか。
そろそろ丸一年二冊目の本がでない円山が作家を名乗っていいものやらなにやらアレだが、あんまりいうとアレなんでそこはアレするとして、自慢じゃないがこの円山ちゃんと蝶をつかまえられたためしがない。
鱗粉くらいは嗅いでいるかもしれないけれど、円山の捕虫網がざるなのか「そうそう、これこれ!」みたいな出会いがないので困る。
たいてい「なんとなくできちゃった」てのがいつもの流れで、計画性のない男女のようだ。だからアレなんだよといわれるとアレだが、ともかくそのせいでブログの文章もなんかアレになっちゃったりする。
お筆先っていうと立派に聞こえる。でもあれは「筆先に神が宿っている」状態らしいからなんかアレ。計画性はたしかにないです。


とりあえず一行目を書いて、一行目を参考に二行目を書く。二行目を参考に三行目を書く、以下同文。毎回二次創作でもしている気分だ。
一行は半行を参考に。半行は四分の一行を参考に。なんだか円城塔みたいになってきた。じゃあ出だしはどうやって決めるのか。いやわからん。芥川賞作家が一冊かけて考えるようなものを訊くほうが無茶だわ。


実際、漫画みたいにただ寝転がってうんうんうなるってことも、じつはあまりないんである。
書かなきゃ思いつかないんだから、とうぜんだろう。あるとすれば起きているのがメンドいときだ。

さっきメモとか麺の話をしたが、そもそもそんなわけだから円山、あまりメモというものをとらない。まったくとらないといっていい。もちろんそこはそれメモ帳くらいは持っているけど、「二時に駅」とか書いてあるのでこれじゃメモだ。いやメモでいいんだけど。
その下に殴り書きで「045-671-3055」とある。べつに晒しているわけじゃない。かけてもいいけど横浜市水道局だよこれ。
そんなメモに「麺」だ。よほど食べたかったと見える。あとは白紙。前衛芸術かなにかか。いやメモだ。


というわけで、考えがなさ過ぎてどう終わらせたものやらわからなくなってきた。
と、そんな感じのいいわけもこのブログでなんべんもつかっている気がする。さっきから部屋を飛んでいるのは蝶ではなくて蚊みたいなので、着想を得るどころか吸われそうだ。たまにはしっかり落としてキメたいが、ぶっちゃけ考えるのが面倒なのでここらでおしまい。


円山まどかでした。

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